レンタルサーバーのWADAX 導入事例 株式会社 極楽湯 様について

新規出店による社員数の増加に対応できる大容量かつ自由度の高いサーバーに着目

同社取締役 執行役員
総合企画本部長 兼
総合企画部長 兼 新店準備室長
羽塚聡氏

　株式会社極楽湯は、大型温浴施設「極楽湯」を展開する温浴業界のリーディングカンパニーです。全国に直営店20店舗、FC店28店舗（2009年7月現在）を展開する同社では、直営店スタッフを含む社員の情報共有と業務の効率化に「サイボウズ office」を活用。そのシステムおよびメールサーバー、WEBサーバーの運用に、WADAXの専用サーバーサービスを利用されています。

　「当初は他社のサービスを利用していましたが、肥大化した『サイボウズ office』の最適化とバージョンアップ、新規出店ごとに４～５人単位で増えるユーザー数に対応するため、より大容量かつ自由度の高いサービスへ乗り換える必要が出てきました」と語るのは、同社総合企画部 情報システム課長の大谷直行氏。そこで新たなホスティング先として、白羽の矢が立てられたのがWADAXの専用サーバーサービスでした。サービスの選択にあたっては、「特にセキュリティに関する費用対効果を重視して比較した」と大谷氏。中でもメールのアンチウィルス、アンチスパムサービスのコストとパフォーマンスのバランスは、最重要課題だったといいます。

業務効率を下げるスパムを撃退できるパフォーマンスの高いサービス

情報システム課長　大谷直行氏

　その背景には当時、「スパムメールが急増して、業務効率が悪化していたことがあった」と話すのは、同社取締役執行役員 総合企画本部長 兼 総合企画部長 兼 新店準備室長の羽塚 聡氏。ユーザーによっては1日に50～60件もスパムメールが届き、朝の出勤直後から対処に追われることも少なくなかったそうです。

　「精度の高いアンチスパムサービスの導入は急務でしたが、一方で店舗の拡大に伴って将来さらにユーザーが増えたときに、その都度大きな負担増とならないよう、検討しなければならなかった」と大谷氏。「その点WADAXのサービスは、コストとパフォーマンスの両面からみて優れていました」。 　WADAXではスパムフィルターに、「Active!hunter」を導入しています。スパムメールのブロック率98％以上を誇る「Active!hunter」の効果は、運用開始後すぐに現れ、「スパムメールがぱったりと来なくなった」と羽塚氏。

また極楽湯では、必要に応じてサーバーを複数台構成にできるサービスを活用。「サイボウズ office」とメールサーバー、WEBサーバーを2台のサーバーに切り分けた結果、「サイボウズ office」の操作レスポンスがアップ。作業の効率が大きく改善されたということです。

フルマネージドでかつ自由度が高いレスポンスの良い対応を今後も期待

　同社では現在、WADAXのフルマネージドサービスを導入していますが、実は導入前まではルート権限を取得して、自社で運用を行うことを考えていました。大谷氏によればその理由は単純で、「その方が最適化をはじめ、細かな作業や設定がやりやすいと考えたから」。ところが「サービス内容を詳しく聞くうちに、考えが変わってきた」といいます。「フルマネージドの場合もレスポンス良く対応してもらえると聞き、それならすべておまかせした方がいいと判断しました。スキルに不安を抱えながらこちらで作業するよりも効率がいいし、実際にサーバーを移行する際にも、担当の営業にかなり細かいところまで相談に乗ってもらうことができた。移行後もその都度レスポンス良く対応してもらっているので、今のところ不自由に思うところはありません」。

　ホスティングサービスを乗り換える大きな動機となった「サイボウズ office」の最適化、バージョンアップも順調に終わり、「環境が整ったことで、さらなる業務効率化のための施策も考えられるようになった」と大谷氏。「現在ワークフローでやりとりしている申請書や稟議書の種類を増やすなど、「サイボウズ office」をさらに活用していくにあたって、WADAXさんにもいろいろお願いすることが出てくると思います。これまで通りレスポンスの良いサポートを期待しています」。